平成28年度は、鯖街道の日本遺産認定から2年目に入り、上根来に休憩所「助太郎」がオープンしました。ここを拠点として、百里会の皆さんと一緒に里山再生・活用にむけて様々な取り組みも始まりました。
また7月には勝山市で開催された雪室市民会議に参加し、雪室活動の紹介をしました。低塩へしこが好評でした。全国の雪室に取り組んでいる人たちと交流でき、貴重な機会をありがとうございました。
そういった中で、今年は市内唯一の酒蔵が閉業し、酢とコーヒーくらいの、ちょっと淋しい貯蔵になりました。販路確保が課題です。
今年度の雪室は、大型重機をレンタルしてできるだけ機械化施工しました。メンバーも中高年ですから、人力に頼らず、無理せず効率的に作業をしようというものです。
幸いにも雪はたっぷりありましたが、小浜市内は三十数年ぶりの大雪で、雪室まで行く道を除雪するのが大変でした。
さすがは大型重機、これまでにないボリュームの雪山ができました。
ブルーシートを挟み込んで一度外に垂らしておき、最後に巻き上げて被せるなど、作業手順も効率的になってきました。
いったん完成した雪山は、昨年までのかまぼこ型ではなく、端までいっぱいに積み上げた過去最大のボリュームです。
でも最後は重機であげた雪を人力でならすなど、かなりの重労働でした。このあたりは改善の余地がありますね。
3月になってから、雪を追加してモミガラとブルーシートをかけて完成です。
大雪の冬だけに雪もたっぷりあり、雪山はさらにボリュームアップしました。
今年は長持ちしそうです。