天気予報によると今年の冬は大雪の恐れがあり、最初の積雪が見込まれる寒波が今週末にやってきます。
ということで、冬支度の最初の作業である雪囲いを作りました。
まずは骨組み。
ゴミ箱を全部屋内に入れた後、6本の太い柱材を立てかけ、庇と犬走りの間にがっちり押し込んで、横木をビスで止めていきます。
次に硬質塩ビの波板を立てかけていきます。継ぎ目を重ねてすき間がないように並べていますが、雨と違って雪ですから、本当は多少すき間があっても問題はありません。
昔ながらの雪囲いだと、柱のところを少し開けて、そこで横木(竹を半割にしたもの)をヒモで括って固定していて、まわりの民家や助太郎では今でもその方式でやっているようです。
波板の上から横木をあてがって、長めのビスで柱や波板裏側の横木に止めて完成です。中断と下段の横木は、上に向いた角面を斜めにカットしているのがわかるでしょうか。こうしないと雪の重みでビスが破断して横木が落ちてしまうのです。昔ながらの竹は角がないので雪が乗らないし、ヒモで括ればビスの頭が飛んだりもしません。昔のやり方のほうがよほど理にかなっているなあと思います。