悲しいこと

今日は本当に悲しいことがありました。

昨日まで3人グループの利用があり、今日は次の方が来られたのですが、なんとキーボックスを開けても空だったというのです。今日の小浜は土砂降り。そんな中で与左衛門に入れない。電話しようにも携帯がドコモだから通じない…結局携帯が通じるところまで山を下りて私に電話をかけてこられました。

すぐに前泊の代表者に電話をしたら「キーボックス番号を見にメールを見に行っている間に、もう一人が隙間からカギを入れた」というではないですか。

「それはどこですか?」と聞くも、聞いてないのでわからないから、これから聞くとのこと。

やがてカギを入れた人から電話がかかってきましたが、その間本日利用の方は土砂降りの中をずっと車の中で待ってもらうしかありませんでした。車だったからよかったけど、鯖街道を歩いてきている人だったらいったいどうするんだ…と思うと、ふつふつと怒りがこみ上げてきます。

結局、キーボックスの隣のウォルボックスの側板を曲げてねじ込んだようです。

ウォルボックスのカギ番号をお教えして、ようやく入室いただけました。

 

ルールを守らずキーボックス以外のところに勝手に入れたこと、そして何よりそのことを連絡してもらえなかったこと、それで次の方にどれだけ迷惑がかかるが考えなかったのでしょうか。まして歩いて来られた方だったら、もう連絡もできず、どうにもならなかったのです。

本当に残念ですとメールしたら、「説明しようとしているのに次々にまくしたてて遺憾だ。もう一人も憤っていた」と返信が来ました。結局メールでも電話でも謝罪は一切なし。むしろ逆ギレ。自分たちが悪いことをしたとは思っていないんですね。

さらに「お金を取ってるんならチェックアウトの後に見に来ないとダメだろう」ときました。できるだけそうしていますが、出張中はどうしようもありません。出張の時は利用をお断りするか、誰かに替わりをお願いして、その人件費分を利用料に上乗せしないといけなくなってしまいます。

これまではそんなことをしなくても、皆さんのご協力で運営できてきたのです。 

与左衛門は、施設提供側がサービスするだけでなく、利用者にも協力してもらうことで成り立っています。

キーボックスを使った解錠施錠ルール、ゴミ出しルール、こういったことを守って実行してもらうことで、行政補助も何もない施設を人件費をかけずに格安の利用料金のまま運営できています。

大部分の利用者の皆さんはそのことを理解し協力してくださっています。

だけど年に1組程度、今回のような残念な人が来ます。事前にはわからないので防ぐ手立てはありません。

本当に残念ですが、利用規約のようなものを作らないといけないようです。

 

ただ、キーボックスが壊れることもあり得るので、冗長性を持たせることは必要だなとよくわかりましたので、そちらは対処したいと思います。