雪室作業開始

いよいよ今日から雪室作業です。

まずは貯蔵庫に屋根を作り付けます。これまでは丸太屋根の上にブルーシートを乗せていたのですが、すき間から雪解け水がどんどん落ちてきて、貯蔵庫の床は水浸しになっていました。

そこで板屋根を作り付けて、水漏れを少なくしようという試みです。ともかく「やってみて、考えて、またやってみる」です。

屋根が完成しました。百里会には大勢の大工さんがおられるので、こういった仕事の手際よさにはいつも圧倒されます。

杉板を使って、少しだけアールのついた屋根にしました。これが私たち素人なら、コンパネで簡単に作ってしまうところですが、コンパネでは1年しか持たないだろうというので杉板を使ったそうです。

さすが大工さん。

貯蔵庫の屋根から壁まで、ぴっちりとブルーシートで覆います。

これで中がドボドボにならずにすめば。

さらに壁には畳をあてがって断熱効果を持たせています。

いよいよ雪を入れていきます。

これまでの経験から、コンクリート床の上にまずはモミガラを巻き出し、その上に雪を乗せていきます。

雪はバックホウやペイローダーでしっかり踏み固めていきます。

貯蔵庫の裏側、いつも最後まで雪が解けずに残るあたりに、トンパック(大型土嚢袋)に雪を詰めて並べていきます。

こうすることで、キレイな雪を夏まで残し、7月31日のわかさマリンピアで駅前のはまかぜ通りに雪山を作るのです。