恐るべし雪室

3週間ぶりに上根来へ。雪室に残っていたお酒とコーヒーを出した。雪山はずいぶん小さくなったが、それでも壁の上に出ている分は全部雪だから、まだ2m近くある。両側も雪だから、かなりの量が残っていると思われる。

中に入ってみると驚愕の2.6℃。例年なら5月中に食中毒菌の繁殖が始まる3.3℃を越えてしまうのだが、今年はなんと6月中旬でもまだ生鮮食料品の貯蔵能力を保っている。断熱性に劣る屋外式雪室にしては驚くべき記録だ。やはり例年にない大量の雪を積んだことと、どっさりのモミガラで断熱したことが効いているようだ。

ちょうどアブラギリの花が満開の季節だ。山のあちこちに白い花がちりばめられたようになっている。

 

アブラギリの花はこういうかわいらしい花だ。この花が咲くと、新緑の春から暑い夏に近づいていく。