雪室巨大化作戦

上根来雪室は例年3月に雪を継ぎ足している。今年も3月5日に第1回食材蔵出しとともに、昨年もお世話になった若狭地区建設業会にご協力いただき雪を積み増す予定だったのだが、「3月5日まで雪が持たない」と判断し、急遽本日作業になった。建設業会の皆さん、急なお願いなのに来ていただき本当にありがとうございました。

 

ペイローダーやダンプで集めてきた雪をロータリー除雪車でどわーっと雪を盛り上げる。毎年のど迫力。

おかげで雪山はかつてないほどの高さに。一番奥の天井が低いあたりは四つん這いにならないといけないほどだ。

 

なにせ高さ4mの間伐材柵の上に1m以上こんもりと盛り上がっているのだ。前面ののり面は断熱シートとブルーシートで覆った。さあ、この雪はいつまで残ってくれるだろうか。

 

とはいえ、なにせこの天気。上根来にすら雪がほとんどない2月なんて。そもそも今日は寒波の中の作業だったはずだが、前日から降ったわずかな雪はあっという間に融けてなくなり、風は寒いものの、風景はまるで春先。この調子だと目標の6月までの保存は難しいかもしれない。でもこれまでにない大量の雪なのだから…